ケミカルピーリング:グリコール酸の力で古い角質をはがれやすくするにきび の根本治療

ケミカルピーリングとは、フルーツ酸の一種であるグリコール酸を女性それぞれのお肌に合った濃度で塗り、代謝の低下してしまった肌の古い角質をはがれやすくする治療です。
炎症性の高いにきびの改善に効果的で、継続することでにきびの発生しにくい肌をつくりあげます。また、しわやくすみ、しみ 、開いた毛穴等の治療としても効果が期待できます。
通常はこの治療を2週間おきくらいに5~6回行い、そこでイオン導入などを併用するとさらに有効となります。

使用される薬剤

様々な種類の薬剤が使われています。
代表的なものはAHA(アルファヒドロキシ酸:フルーツ酸とも言われる。具体的にはグリコール酸や乳酸が主。)とTCA(トリクロール酢酸)です。フェノール、ジェスナーズ液やサリチル酸も使われています。
現在のところ、国内のエステや美容外科・皮膚科などで広く行われるピーリングは、20-50%のAHA(主にグリコール酸)を使ったピーリングです。サリチル酸(20%程度)もよく行われます。副作用は小さいものの、主に角質を剥離しますので、にきびにはある程度効果がありますが、残念ながら一般的には一時的な効果しか期待できません。
TCAはさらに深いピーリングも可能となり本質的な治療もできますが、その分治癒に時間がかかってしまいます。フェノールも深いピーリングが可能であり、深いしわなどにも有効となります。ブルーピールという名前で呼ばれているのはTCAのピーリングの1つです。ブルーピールは施術医にピールする深さがわかりやすいよう、15%のTCAに青い色素を入れたものです。

全般的にピーリングの場合、術前の前治療や術後の後治療が非常に重要となってきます。角質や表皮を剥がすことになりますから、表皮が持つ本来のバリア機能や水分保持機能が失われ、それに対する適切な対処が必要になります。
エステのピーリングは非常に弱い(トラブルが起こりにくい)ものであるにもかかわらず、最近エステのピーリングでトラブルが続出していると言われているのも、すべて治療前治療後の適切な処置をしていないから起こっているものです。 その為、十分な知識を持った医師のもとで受けるようにしましょう。

効果ある症状

・にきび、にきび痕
・肌のクスミ
・肌荒れ、乾燥した皮膚
・老化した皮膚、小じわ(皮膚の若返り)
・薄い色素沈着
・肉割れ、妊娠線
・他の薬剤の浸透性を高める効果 等。

にきび治療に効果のある商品

【ドクターサニーのピーリング石鹸 3個セット】は大人のニキビ、背中のにきび、二の腕のブツブツに最適なグリコール酸5%配合だから老廃物をポロポロ、ポロポロ落としてくれます【これこれ倶楽部】
ドクターサニーのピーリング石鹸 3個セット
5,670円(税込)

医療機関などでは大人のニキビ、背中のニキビ、ニキビ跡、薄いしみ、小じわ、毛穴の開き、などを改善するためにフルーツ酸などを使用してケミカルピーリングを施術しますが、このドクターサニーのピーリング石鹸にも、これと同じ成分が配合されています。

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